約 2,552,114 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/435.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ 毘沙門天 杯を重ねる、その同じ手で 軍を指揮する、虎がいた 戦が好きか、と問えば 否、とは言えぬ 酒が好きか、と問えば 吽、と苦笑する 14で元服して30余年 義を失う戦いは、一切ない 虎は言う "国など越後ひとつで、よい だが 負けることは許されぬ 我が毘沙門天よ 松明のかわりに、道を照らせ 我に勝利の二文字さえあるならば 子孫の繁栄など、望みはせぬ" 疾風のごとくが、信玄ならば 虎は炎のごとくに、兵を統べる 誰も裏切らず 部下には慕われ 敵には信頼され そして、一度も負けることなく 室町と江戸の間を駆抜けた その愛おしいまでの強さは それがそのまま、この国の歴史だ 同時代では、もっと怖れられるやり方で 思うがままに、生きて見せ 後世には、最も愛されるやり方で 思うがままに、死んでみせた 持国・増長・広目・多聞(*1) 虎の愛したものは、ただひとつ そこには、一筋の迷いもない まるで、鍛えられた棋譜を見るように 杯を重ねる、その同じ手で 軍を指揮する、虎がいた 何が好きか、と問えど 黙、として語らぬ *1:仏教でいう四天王。順に東南西北を守護する。 毘沙門天は多聞天の別称。四天王の中で最強 と言われる。 524 名前:毘沙門天[] 投稿日:02/05/25 09 23 ID wiYHY8iv 【コメント】 ■▲▼ F 俺はそのドアを開けて朝の光をあびた瞬間に炎を纒うぜ 垂直にドカ降る雨だって 水平にブッ飛んでく吹雪だって この炎を消す事なんて出来やしないぜ この炎の燃料は最高純度なんだぜ やっとの思いで手に入れたこの燃料 守る為なら地ベタだって這いずり回る それに俺には秘密兵器もあるんだ お前が完成する日が楽しみだぜ 僕はそのドアを開けて朝の光をあびた瞬間に炎を纒うのさ 太陽はぽっくり沈んで一日が終り 月明りがほんのり町に滲む頃 僕はひっそりと炎を内に秘めるのさ 僕はゆっくりとそのドアを閉めるのさ やっとこさ椅子に腰かけたから せめて缶ビールで余熱を冷まそう それに昼間ごうごう燃えてる僕には お前たちの視線は冷たいぐらいが丁度いいのさ・・・ さて 秘密兵器でも覗いてくるか ガンバってるか俺の息子よ・・・ 531 名前:「F」[sage] 投稿日:02/05/25 18 02 ID ??? 【コメント】 ■▲▼ 峡谷 己の瞳に映る峡谷 己の瞳孔の裏側で鏡となり 凡て生命あるものに赤き火をゆらめかす 石楠花の淡紅色に 黒檜の濃緑色に 風にたゆたう小灰蝶の 青と灰との戯れに 渾碧の峡谷中赤き火をゆらめかす 薄暮をついて 不意の月が 山の陰より現れ空に 骨のように歪な円を描くと 次には 生命なきものに白き火が灯った 白くゆらめく丸石を踏み 己の胸の赤き火と 己の死骸に灯った白き火を 時の果てに同化すること認めれば 峡谷全体が 紅白の炎で己を包む 明日には 火もゆらめかぬ都会へ帰る 536 名前:峡谷[] 投稿日:02/05/25 23 12 ID KJ+VmYt3 【コメント】 ■▲▼ 火ッキー ただの引き篭り野郎ではない、火ッキーと呼ばれる引き篭りが 居ると聞きつけ、私は火ッキーに会ってみたいと思うようにな った。なぜ火ッキーなのか? 答は火を見るより明らかなのだ ろうか? 会ってみにゃ、わからん。次の朝早速、私は2ちゃ んねるで得た数少ない情報を頼りに、広島県へと向かった。も みじ饅頭が無性に食べたくなったこともある。しかし広島県と はいっても、そう呼ばれる場所が意外に広すぎたことに呆然と した私は、警察手帳ならぬ現代詩手帖を手に、聞き込みを開始 した。まず最初に訪ねた引き篭りは、デブで眼鏡をかけた、い かにもな引き篭りだったが、彼はどうやら否ッキーであるらし かった。つまり引き篭りではなかったのだ。私はそんなはずは ないと詰め寄ったが、証拠品として彼が職場のソフトクリーム ショップで愛想よく働いている現場を見せつけられると、すご すごと引き返すしかなかった。次に訪ねた引き篭りは、痩せ気 味だがなかなかの好青年だった。見ず知らずの私を歓迎してく れ、何の抵抗もなく自分の部屋に通すと、床に自動車の雑誌で 絨毯を敷き、凄まじい早口で私の知らない車の話を一人でまく したてた。彼は火ッキーどころかヒッキーですらなく、カー・ オタッキーだったのだ。(続く) (上からの続き) くたびれ果てて彼の家を出た私はもう 車はおろかどんな乗り物にも乗りたくなくなっていて、徒歩で 次の家を訪ねた。そこに居たのはビッキーだった。犬の着ぐる みを着て私を待っていた。私が玄関の戸を開けるなり、自慢の かわいいダンスを披露してくれた。私はすぐに戸を締め、次の 家に向かったところ、そこに居たのがミッキーだった。小さな 世界だっけかディズニーランドの曲。あれに乗ってダンスして いるのを0・5秒目にしただけで私は退散した。畜生、私が探 しているのは火ッキーなのだ。次は何だ? ジャッキーだった。 自慢のクンフーで襲ってきたので、私は全力で逃げた。その次 がバッキー。こいつは名球会入りしていた。またその次がトラ ッキー。なぜ広島県なのに阪神関係ばかりなんだと私は不審に 思いはじめた。そのうち夜になったので、ゾッキーが出没しは じめた。もうだめだ。私には広島県がわからない。私がラーメ ン屋台でうなだれた時、偶然にも、ついに火ッキーがそこに現 れたのだった。この続きは、また来週。 537-538 名前:火ッキー[sage] 投稿日:02/05/26 00 11 ID ??? 【コメント】 ■▲▼ 身体 ライターの火に 腕をあててみて? チクッとするでしょ? それが 火 我慢することないのよ 火にすべてを任せて その命を預けてごらん ほら もう服に乗り移ってる あなたの皮膚がめくれて めくれた端が焼け焦げて 次にそれはあなたの奥深く 潜って行くわ 湿った内臓も 脈打つ血管も すべてその身を預けなさい 最後に焼けるのは身体であって あなたの命は既にありません もう痛みなんてないのよ 549 名前:身体[] 投稿日:02/05/26 22 01 ID kClAv3yF 【コメント】 ■▲▼ 直径のない輪 君は生きる カロリーを燃やして生きる 君の涙腺がほんの少し開くのに 必要なカロリーの燃焼量は 遙かに僕と一緒に食べた 豚の耳のスープの思い出で 足りるだろうか 僕は生きる 君を燃やして生きる 死んでしまおうと思うとき 少し君をちぎって炙り コップの酒に浸して眠る 距離が意味が 時間が渦が 僕らに直結していた頃 独りを忘れていられた頃 555 名前:直径のない輪[] 投稿日:02/05/26 23 39 ID iJ3Mw/lL 【コメント】 ■▲▼ 同調 瞳の奥 刹那垣間見た紅 揺らめいたそれ 暗くて冷たい紅い色 今は小さくとも いつか炎となって 自身をも巻き込み 全てを凍りつかせるのだろう 全てを見据えるそれ 触れればただで済むはずもなく だがそれも悪くは無いと 初めて見るそれは 何よりも美しい色をしていて 触れてみたいと思った この紅になら 滅ぼされても構わないと 瞳の奥 刹那垣間見た紅 揺らめいたそれ 深くて悲しい紅い色 ああ どうかせめてもの慰めに 557,561 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/26 23 57 ID ??? 【コメント】 ■▲▼ 火葬 青い夜に浮かぶ満月が 電線に切り取られて時間が凍りつくころ 漂い始めるガソリンの匂い 冷たく肌に張り付いてくるシャツ 淀んだ川の異臭の汚水が 闇と夜空を貼り付けて虚像の月が流れてく 冷たく震える右手古ぼけたジッポ そして乾いたマイルドセブン 火がともる 深夜の凍りついた時間 どぶ川に浮かぶ虚像の月 橋の上にあてもなく佇むわずかな希望 全てが燃え上がる その後に残ったのは 慌しいサイレンと 炎に照らされたどぶ川と 路上に縫い付けられたボクの影 558 名前:「火葬」[] 投稿日:02/05/27 00 00 ID GKOgeNWb 【コメント】 ■▲▼ 人は死ねば燃やされて 灰になってしまうの あんなに偉かった人も 好きだったおじいちゃんも 誰だって結局は同じ 火の中に消えてゆく 誕生日ケーキのロウソクが 年々増えてゆくのは 自分を燃やす火力を 強くするため ちゃんと灰になれるように、ね? 自覚しなきゃだめだよ しわがもう一本増えてる 559 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/05/27 00 02 ID xA6FutIE 【コメント】 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/642.html
お題 --- 開催期間 00/00/00~00/00/00 参加作品数 00人 審査員 00人 本スレ 00の000-000 議論スレ 00の000-000 【チャンプ】 優勝作品名?(優勝者名):00点 【準チャンプ】 準優勝作品名?(優勝者名):00点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 000 参加作品名? 作者名 00 000-000 参加作品名? 作者名 ◆trip 00 【審査員】 コテ名 ◆trip コテ名 ◆trip 【採点レス】 //メモ 999 ←リンク用文字色変更タグ 000 名前:コテ名 ◆trip [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? 000 該当作品の採点レスをここに記載 000 名前:コテ名 ◆trip [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? 000 該当作品の採点レスをここに記載 作品 (投稿作品題名) (投稿作品本文) (投稿作品本文) (投稿作品本文) 000 名前:(投稿作品題名)[] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? 【コメント】 --- 名前:名前はいらない [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? (コメント本文) --- 名前:名前はいらない [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? (コメント本文) 【得点】 00点 コテ名 ◆trip:00点 コテ名 ◆trip:00点 (投稿作品題名) (投稿作品本文) (投稿作品本文) (投稿作品本文) 000 名前:(投稿作品題名)[] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? 【コメント】 --- 名前:名前はいらない [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? (コメント本文) --- 名前:名前はいらない [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? (コメント本文) 【得点】 00点 コテ名 ◆trip:00点 コテ名 ◆trip:00点 (投稿作品題名) (投稿作品本文) (投稿作品本文) (投稿作品本文) 000 名前:(投稿作品題名)[] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? 【コメント】 --- 名前:名前はいらない [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? (コメント本文) --- 名前:名前はいらない [] 投稿日:----/--/--( ) -- -- -- ID ???????? (コメント本文) 【得点】 00点 コテ名 ◆trip:00点 コテ名 ◆trip:00点 ページ先頭へ? トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/493.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ トビコムソノサキハ(1) 251 名前:トビコムソノサキハ(1)[sage] 投稿日:03/01/03 00 35 ID ySN9vZZ0 目を閉じて私は崖の上にたちずさみ そっと目を開けると下に渦巻く波が見えた 碧く ぐるぐる 渦をまく 飛びこむその先には何があるのだろうか 私が求めているものはあるのだろうか 空を見上げるとあまりの眩しさに目がくらむ 青い空に向かい手を差し伸べてみた 助けの手は見えなかった そっと目を閉じて、未来を夢見てみる 求める希望の未来を 世界を 焦がれるほどに甘い 世界を 飛びこむその先には何があるのだろうか 私が望む世界がそこにはあるのだろうか 後ろを振り返ってみるときらきらと眩い光を放ち、 私の足跡が続いている 過去は希望のカタマリだった 飛びこむその先には何があるのだろうか 私が求めているものはあるのだろうか 私が望む世界がそこにはあるのだろうか 252 名前:トビコムソノサキハ(2)[sage] 投稿日:03/01/03 00 36 ID ySN9vZZ0 希望と絶望を背負ったまま、まっすぐ前を見据えてみる 私の目線のその先には ほんの少しだけ 隙間が開いた ドアが見えた 飛びこむその先には希望があるのだろうか 飛びこむその先には私が欲しいものがあるのだろうか 飛びこむその先には私が望む世界があるのだろうか 飛びこむその先に未来はあるのだろうか 飛びこむその先に 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 指先 258 名前:指先[] 投稿日:03/01/03 05 22 ID h5gyWgCH 虚ろな影追って 輪郭の無い世界に来たの (かたち) 夢覚めて貴方は消える 瞳閉じて貴方に遭える 空虚な未来ね (あした) 指先で教えて 上手な口づけ 指先で応えて 冷たい言葉で 部屋に帰ると愛失い 諦めて愛溢れる 不条理な肢体ね (からだ) 指先でなぞって ヒカリの軌跡を 指先で魅つめて 螺旋描くように 二人は雫 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 爺さん最後の食事 259 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/03 15 15 ID xLa+gZ3O 私は 今 悩んでいる 飯の悩みだ 老い先短い私には 食は何よりの楽しみだ おかゆ 生野菜 ゆでたまご そして私の好物 高野豆腐 この高野豆腐が問題なのだ 早く食べたい しかし 最後にペロリとも食べたい 半分づつにしては小さくなりすぎる 一気に食べないと 味がわからなくなってしまう どうしようかな どうしようかな 私は自分で自分の容態がわかる 今にも命は消えそうなのだ この食事が人生で最後の楽しみになるだろう それほど老い先短い私のことだから 早く食べないと 突然倒れて それきり動けなくなるかもしれない そしたら高野豆腐は食べられない どうしよう ううん どうしよう ええい 決めた 先に 食ってしまおう 私はぺろりとそれを食べた 突然目の前が暗くなった 最期の時が来たのだ やった 先に食べたのは 正解だった おかげで私は笑いながら天国にいけた 260 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/03 15 51 ID xLa+gZ3O 259 題名忘れた 「爺さん最後の食事」でいいや。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 先 261 名前:みかんビール ◆D4s/VC6zxA [] 投稿日:03/01/03 17 49 ID pmKx8lrX 「先」 この世はまっくらだとおもっていました わたくしは鬼に負けじと 何も見えない暗闇で 自らも鬼に化し戦っていました だけどほんの半年前 とめどない欲望と不安の中で ひとつうつくしいものを見つけました わたくしはどうしても それがほしくてほしくてたまりません 欲望はいつにも増して凶悪になり 不安はなおいっそう色濃くなりました わたくしが醜くなればなるほど うつくしいものは光輝き わたくしの心を狂わせ 醜いわたくしをうつしだします それはいいきもちではありません だけれど光が必要なのです この世はまっくらだと思っていたけれど そうではない こう気づかせてくれるのはあなたで 色とりどりの世界を見るには あなたがぜったい必要なんです 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ろっシー 262 名前:ろっシー[] 投稿日:03/01/03 20 20 ID Tje/SOJJ 光を手に入れた先にはまた 欲しいモノがでてきそうですね 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 運命 263 名前:運命[sage] 投稿日:03/01/03 20 48 ID EQhER2cP 「運命よ」 俺はにはもうつぶやくしかできなかった 暗闇の中俺はただ独りいた 積年の喪に服するかのように黒を纏って ここにいて眼球を動かそうとしたことがなかった いよいよ赤茶けた肌は 灰色の鶺鴒の冷ややかな未来を待って 盲人に変わらず一点を見つめていた 眠気であろうか覚醒であろうか 最早見分けもつかなくなっていた星の刈り入れ時 再びの春の時をおうごとに 炎は十万の人々を燬き 水は百万の人々を洗い流し 人は無数の人々を無とした 理性の舵 欲望の舵 全て戦慄のうちに溶けた蝋細工 フランス晴れのおぞましい雪 陶酔しきった中東の運転手 元より床もなかった幻想の正義の塔 恩も仇も返すことも知らぬ衰退した夢の都市の城 白でもない黒でもなかった神の肌 264 名前:運命(続き)[sage] 投稿日:03/01/03 20 49 ID EQhER2cP この祈りをもって最終章と告げ そして雉れた氷河を 真っ白で透明な氷河を せめて結末をくれてやる と しかしなぜだろう 散在の月光の中を歩くあの少年 窓々が銀河に向かって開いていた或る晩の その飢餓にわが身を滅ぼそうとするあの少年を 俺はどうしてももう一度 抱きしめたかったそして 「運命よ」 俺は再びつぶやいた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ Pointe(ポアント;つま先で) 265 名前:Pointe(ポアント;つま先で)[sage] 投稿日:03/01/03 22 48 ID 0sLsEZgv ぼくの知らない光 ぼくの知らない舞台(ステージ) ぼくの知らない地平 君は舞台の袖で出番を待つ ツンと顎をあげて横顔をみせる 新しくおろした空色のチュチュ 柔らかな菫色のトウ・シューズ 小さな希望に膨らみかけた胸 覚えたてのパ アダジオからアレグロへ そしてパ・ド・ドゥ 速度を増していくピルエット アラベスク・パンシェ グラン・ジュッテ 君は舞台の袖で ライトを浴びたプリマを見つめる 君の 外側を向いた指先とつま先が小刻みに震える 君の知らない闇 君の知らない北風 君の知らない茨の小路 いや 本当は ぼくもまだ知らない コオル・ド・バレエの間も ぼくの眼は君を見つめ続けるだろう 君の指先から つま先から こぼれ落ちる光の曲線を ぼくは 喜んで仮面の男になって すべて飲み干そうとするだろう プリマのパ・ド・ドゥに鳴りやまぬ賞賛の拍手のなかを 君は両腕をあげ つま先をたてて 群衆の一人として旅立っていく ぼくの知らない舞台 ぼくの知らない地平へ 266 名前:Pointe(ポアント;つま先で)用語解説[] 投稿日:03/01/03 22 49 ID 0sLsEZgv パ…バレエのステップの総称。 アダジオ…ゆっくりしたパ、動き。 アレグロ…はやいパ、動き。 パ・ド・ドゥ…二人での踊り。 ピルエット…片足を軸にして、くるくる回るパ。 アラベスク・パンシェ…片足をつま先立て、両腕ともう一方の脚を高くあげるパ。 ここでは、プリマが男性に支えられてアラベスクを行う。 グラン・ジュッテ…両足を開いて高く跳び上がるパ。片足で踏み切り、もう片方の足で着地する。 ここでは、プリマが男性に支えられて高く跳び上がる。 コオル・ド・バレエ…全体での踊り。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ショート03 268 名前:ショート03[] 投稿日:03/01/04 02 01 ID AHqWdyI6 →の先ののは本来他の詞をアシストする役目で こんな不意のサされようにはどぎまぎしたが 冷静に指摘した 「くるしまぎれです」 ←の先は強固な窓枠のようでさらに壁のようでもあるが どこかからこんな声がきこえてくる だからどうしたと ↑の先にだが見える 辺縁に位置したがゆえにその下からサされているだだが の同様事前に何も知らされていなかったので 「どういうことだ!」 ところで↓の先はいまのところ空白しかなく この文章を挿入する頃には顕われるはずだったが 微妙なところをサしてしまった 茶を濁し貧困を露呈した気分の先だ みかんさえない みかんさえない 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/72.html
ページ:1 2 お題 ドラマ 開催期間 2005/04/14~2005/04/25 参加作品数 11 審査員 5人 本スレ 14の257-286 議論スレ 9の844-864 【チャンプ】 新谷さん(ヒゲルド):6点 【準チャンプ】 無題:2点 日ノ御崎:2点 現象学:2点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 258 自分自身 - 1 259 暮れる途方に何故か - - 260 無題 - 2 261 日曜日 - 1 262 日ノ御崎 ドン亀 2 263 ドラマの数だけ生きている - - 264-265 ホームドラマ まーろっく 1 266-267 現象学 - 2 268-269 新谷さん ヒゲルド 6 270 詩である ぜっけん 1 271 狭間 - 1 【審査員】 おしっこ ◆Ti0PcEbhdw ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY 葉土 ◆Rain/1Ex.w 園川 ◆nWfXpQxHHM MUJINA ◆iXws.WGCLY 【採点レス】 275 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/23(土) 23 39 31 ID TmV2mLWH ・・・2点 266-267『現象学』 ・・・1点 261『日曜日』 269『新谷さん』 270『詩である』 271『狭間』 276 名前:ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/04/24(日) 15 05 08 ID jEMH8I0N 258 :自分自身 に1点。 277 名前:葉土@出先 投稿日:2005/04/24(日) 20 05 36 ID TOsCsn+6 すみません、出先で、トリップがつけれないので、あとで追加します。 とりあえず審査します。(時間切れになりそうなんで) 1点 「日ノ御崎 」 279 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/04/24(日) 21 17 12 ID ZL4qB2hK 途中を切ってごめんなさい。。トリップ付け直し投稿です。 282 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/04/24(日) 23 56 59 ID uAXOuavC 3点 268-269 :新谷さん 2点 260 :名前はいらない 1点 264-265 :ホームドラマ 283 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/25(月) 00 09 24 ID vYwlE9Nh 【2点】 >268-269 新谷さん 【1点】 >262 日の御崎 作品 ■▲▼ 自分自身 テレビの電源を入れる ドラマの主人公もテレビの電源を入れる 一刻一刻と時間は過ぎる 主人公が時計を見る ため息をつき頭抱えてみる 主人公もまた同じ動作をする 結局それで終わってしまう テレビの電源を切る なんとも下らないドラマだった なんとも下らない1日だった 258 名前:自分自身 投稿日:2005/04/16(土) 01 30 38 ID XRed0PCS 【コメント】 276 名前:ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/04/24(日) 15 05 08 ID jEMH8I0N ええ、ゼッケンなんですけどね。今回はつい名前が変わってしまうほど 苦渋の祭典、いや、採点でした。 258 :自分自身 に1点。 うまいなあと思うのは別にあったし、いいなと思うものもあったんだけど、 どうしてか、点数入れるんならコレっていう。 作者さんたちが頭抱えて焦点の定まらない空中分解してるなかで、 258さんは速かったし、読みやすかったし、内容は素直だったし、 素直な内容を伝えるのに無駄な言葉がゼロだし。 タイトルまでが素直すぎるのは気に入らないんですが。。。だからね、違うんですよ、 今回の採点はとにかく他と差別化を図るためだけの1点です。けつかっちん。 278 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 21 11 26 ID jSxo77ph 258 自分自身 テレビの主人公とそれを見ている自分がシンクロする、というアイディアは面白いん じゃないか。そこから、さらに二歩三歩と進めるというのが、実に難しいんだよね。 私も作者さんと思わずシンクロしてしまった。 846 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19 57 33 ID TOsCsn+6 258 自分自身 鏡みたいなテレビ番組。 だけど本人以外の人にとってはまた別の楽しみがありそうな気がする。。 【得点】 1点 ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY:1点 ■▲▼ 暮れる途方に何故か ウソクサイドラマが嫌いなのは 役者に演じさせているから 今や何がドラマのような恋愛なのか分からないくらい 街は撮影所だろう マジで作戦会議だろう 愛や恋を表に出すのが慎みなら自由に慎め だからといってさらけだす僕らを笑う理由はないはずだ 僕らだって必死に生きてる いや、生きてない必死には 必死にすがってる それは愛とかで語れるほどチープだが 僕らはすがっている すがりたいからすがってる すがることを望みすがってる僕らを 笑う理由は今度聞かせてくれれば感謝の一つもする 259 名前:暮れる途方に何故か 投稿日:2005/04/17(日) 00 51 41 ID 1xJ1TDEi 【コメント】 278 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 21 11 26 ID jSxo77ph 259 暮れる途方に何故か ほとんどリクツだけ。ふつうなら、却下、というところなんだけれど。なんか 後ろ髪引かれる。なぜだろう。 後半、「僕らだって必死に――」以下が畳語のような音の面白さ、っていうのかな。 散文調で書くと、寒々なんだけど、改行すると読める、まさに詩のマジックです。 846 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19 57 33 ID TOsCsn+6 259 暮れる途方に何故か 笑 の意味をちょと考えてしまいました。 笑いのとれる芸術 (あるいは芸でもいいんだけど)てなあ案外と高度だろと 思うんですよ。単純にボケを晒すだけじゃなくて、あるいはなにかを貶めることで笑いをとるのじゃなくて。 とまで考えて、ああ、この詩は「貶められる側」の煩悶なのかと思い至った次第です。 何かを貶めて得る笑ってなあ、多分最低ランクの笑なんでしょうねえ。 もう一歩進んで、笑っている側が笑っている自分自身を笑いとばす部分が欲しいなと思いました。 ■▲▼ わたしがまだ わかかったころに 出あった一人の 男について語ろう 198×年ナチスの極秘文書が 発けんされ じつげんされなかった アルバトロス計画の そんざいを わたしたちは しった これにめをつけた帝国軍そうとう ワイズマンは文書をうばい 計画をじつげんしようとする 連邦軍は計画をそしするため 英雄スーパー・ジョーをおくるが しょうそくをたってしまう ジョーをきゅう出せよとの 命をうけ一人の男が帝国へとぶ このものがたりはここからはじまる 260 名前:名前はいらない 投稿日:2005/04/17(日) 10 39 42 ID ZUy3IOXt 【コメント】 278 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 21 11 26 ID jSxo77ph 260 名前はいらない(無題) なんか、映画の梗概のようで。で、それから、どーなったの? 続きをおせーて。 282 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/04/24(日) 23 56 59 ID uAXOuavC 2点 260 :名前はいらない ストーリーというのはドラマの最も表層的な面だとして、それを余白の力で詩と化している。面白い。気味が悪い。 846 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19 57 33 ID TOsCsn+6 260 「わたしがまだ若かったころに出会った一人の男について語ろう」 SF風はちゃめちゃパロディラノベの冒頭部分のような作品でした。。 【得点】 2点(準チャンプ作品) 園川 ◆nWfXpQxHHM:1点 ■▲▼ 日曜日 そしていつしか僕は 右手にバッグを持ち 左手に切符を握り締め 駅のホームに立っていた 乗り込んだ車両には行楽帰りのお婆さんの一団と数人の高校生が座っていた 僕は海の見える側の席に座り西日差す窓の向こうを眺めた 列車が走り出すとまもなく僕の通っていた学校が見えてきた 僕は色々なものをそこに置き忘れてきたように思った 僕の日々がこの町のあちこちに散らばっている 夜になればこんな気持ちは忘れてしまうんだろう 明日になれば僕は別の人間になってしまうんだろう 僕は僕の日曜日を取り戻さなくてはならない 見知らぬどこか遠くの別の町で 海の向こうにじりじりと太陽が沈んでいく 「今日は富士山がきれいに見えるわねぇ」 とお婆さんの一人が言った 遠くにうっすらと均整の取れた富士の稜線が見えた 手前の桟橋で僕が僕に向かって手を振っていた 僕も小さく手を振り返した やがて山肌が迫ってきて町はトンネルの向こう側に消えた 261 名前:日曜日 投稿日:2005/04/17(日) 17 14 18 ID r/YhATDA 【コメント】 275 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/23(土) 23 39 31 ID TmV2mLWH ・・・1点 261『日曜日』 谷川俊太郎の「芝生」をなぞった書き出し。過ぎ去った日々と、繋がりを断ち切られたかのように投げ出されてある今の自分の不安定な存在。 278 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 21 11 26 ID jSxo77ph 261 日曜日 切り取られたドラマの一場面。確かな描写力は身につけている。 「そしていつしか」という書き出しはいいね。この場面の前の書かれないドラマの シーンを想像させるようで。全体的に悪くないんだけど、なにせ分量が少なすぎるかなあ。 この3倍は書かないと感興は興らない。「ドラマ」というお題の難しさ――。 846 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19 57 33 ID TOsCsn+6 261 「日曜日」 一昔前(もっとかな)のフォークソングの詞を読んでいるような気になりました。 【得点】 1点 おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:1点 ■▲▼ 日ノ御崎 岩肌の模様がね、教科書で見たリンカーンの顔に似てるだとか、マンガのキャラにこん なのいそうだとか、架空の怪物が動きだして、さまざまな少年ジャンプっぽいのや宮崎 アニメっぽいのや作りだそうとするんだけどね、誰もいない荒磯はカラーンと音がしそ うなほどに干からびてるし、寄せては返すを繰り返す実はそれだけの海は退屈極まりな いし、ぼくを邪魔するものは何もないように見えて、動かない風景がぼくを手折ろうと しているから、それでぼくはつい想像力に引っ張られて、ありもしない心の画面に映画 を映しだして、モスグリーンの画面の奥に目の玉を沈めて、動きのあるシナリオに身を 託していたら、海猫の空々しく鳴く声に、振り仰いだ空にぼくは動けない雑草だった。 262 名前:日ノ御崎 投稿日:2005/04/19(火) 16 49 47 ID xsoV7htH 【コメント】 276 名前:ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/04/24(日) 15 05 08 ID jEMH8I0N 好きなもの挙げると、 262 :日ノ御崎、 264-265 :ホームドラマ 、 268-269 :新谷さん 277 名前:葉土@出先 投稿日:2005/04/24(日) 20 05 36 ID TOsCsn+6 すみません、出先で、トリップがつけれないので、あとで追加します。 とりあえず審査します。(時間切れになりそうなんで) 1点 「日ノ御崎 」 今回はなんつか、時間切れっていうイメージが強いんですが、どうでしょうか? もう一点は、詩ってなあそもそも多少はドラマチックなんですよね。何書いてても、、 その辺りの開き直りがなかなかできなかったってのが個人的な敗因でした。 279 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/04/24(日) 21 17 12 ID ZL4qB2hK 途中を切ってごめんなさい。。トリップ付け直し投稿です。 281 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 23 36 53 ID wsfZ6cu1 262 日の御崎 戦前のモダニズム詩、春山行夫なんかは、10ページ延々一文詩、なんていうのが あったけど、それはもうほとんど超絶技巧の世界だった。この一文詩は、短いせいも あってか、技巧を感じさせない。「風景がぼくを手折ろうと」ってところと、最後の 雑草が面白かったけれども。この5倍はボリュームがあったほうがよかった。 282 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/04/24(日) 23 56 59 ID uAXOuavC 選外 262 :日ノ御崎 ドラマを詩で構築するのではなく、ドラマと人との接合点を描く。回避の仕方としては上手い。 ただ、主人公の見た幻影はドラマなのかイメージなのか。 283 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/25(月) 00 09 24 ID vYwlE9Nh 【1点】 >262 日の御崎…この作者のもっと長い詩、期待します。 846 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19 57 33 ID TOsCsn+6 262 「日ノ御崎 」 これはなんかいいなあ。。あえてだらだらと書き連ねた形式も連想が 不鮮明な連続で織り成すような気分でいい。 ”風景が僕を手折ろうとしている””動けない雑草だった”という感覚、好きです。 851 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:2005/04/26(火) 11 56 05 ID G1CLQHuy 「日ノ御崎」書いた。 【得点】 2点(準チャンプ作品) 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/275.html
お題 仕事 開催期間 06/07/16~06/07/26 参加作品数 8 審査員 7人 本スレ 17の229-268? 議論スレ 13の844-864? 【チャンプ】 ああ 天職(お天気):12点 【準チャンプ】 お仕事してる?(◆soft/e/9Do):10点 雨の日(リーフレイン):10点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 231 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した やわらかい蟹 1 232 無題 - - 233 最後の仕事 - 1 235 お仕事してる? ◆soft/e/9Do 10 238-239 ああ 天職 お天気 12 240 寄道 - 1 241-242 雨の日 リーフレイン 10 243 彼岸の水位 虫 7 【審査員】 ななほし ◆lYiSp4aok. 娘θ1 ◆666.SaoPvk ボルカ ◆TcCutL/5sw 虫 ◆Yh5.nC8OlA Canopus ◆DYj1h.j3e. 霧都 ◆SNOW/oy/Uw 葉土 ◆Rain/1Ex.w 【採点レス】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 231 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した 1点 233 最後の仕事 1点 235 お仕事してる? 2点 236 会社の人事 1点 238-239 ああ 天職 3点 240 『寄道』 1点 241-242 雨の日 3点 243 彼岸の水位 1点 250 名前:娘θ1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 35 17 ID MoxdtFND 金メダル 3点 241-242 雨の日 銀メダル 2点 243 彼岸の水位 銅メダル 1点 235 お仕事してる? 255 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [] 投稿日:2006/07/24(月) 22 26 35 ID jAOoR6Jg 238-239 ああ天職 3点 243 彼岸の水位 2点 241-242 雨の日 1点 257 名前:虫 ◆Yh5.nC8OlA [] 投稿日:2006/07/25(火) 00 01 09 ID DzoaWlF0 238-239 ああ天職 2点 263 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/07/26(水) 00 41 10 ID z7aTiNPh 2点 235 1点 241-242 243 264 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 04 34 ID wMcZSAfp 3点 235 お仕事してる? 2点 238-239 ああ 天職 241-242 雨の日 1点 243 彼岸の水位 265 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 10 49 27 ID xCD1qyo0 2点 235 お仕事してる? 238-239 ああ 天職 作品 ■▲▼ 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した 仕事は機能であり、機能は生命であったのだと 231 名前:働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した[(これは投稿作品です)] 投稿日:2006/07/17(月) 21 16 10 ID vqp4dpXL 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 231 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した ;そうだそうだ、そのとおり。 1点 246 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/24(月) 19 46 57 ID fL92zRn9 231 凝ったタイトルのわりに内容が致命的にしょぼい あえて言うとあれだな。タイトルと内容逆にしたほうが いいんじゃねえかな。 なんていうかな。お前が幼女レイプ殺害した後に 元FBIの心理分析官とかに偽ユング哲学を引用されて いじくられたりすると面白いかもしれないなあ的な 妄想を膨らませたらわりと面白かった詩だった。 248 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 26 54 ID MoxdtFND 231 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した あら~嘘おっしゃいな!機能は生命かしらん 生命は霊魂よ♪残念ながら現代では機能より優先されるものがあるみたよ(わっふ~ 844 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 01 21 52 ID 46YP9s/N 231 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した この作品は、タイトルと本文が一続きになっているようです。 手帳に記した内容が、「仕事は機能であり、機能は生命であったのだ」ということでしょうか。 なんとなくファーブル博士のような昆虫学者のメモみたいな感じで、記すこと自体が、この人に とっては仕事をするという姿勢なのかもしれません。 アリの腹部を白蝋で接いだ、ということですが、昆虫は開放血管系ですので、手術に際して 血管をつながなくても生きている場合があります。 どのような手術をしたのかはうかがい知れないのですが、空想をたくましくするなら、働き アリの切断接続実験でしょうか。出来るのかどうかは知りませんよ。 働きアリは、一部が列の端から端まで食物を運び、他の一部は隊列を構成する以外に何をして いるのか良くわかっていないようです。 そこで、あるいは語り手は、働いていてる働きアリの頭部を切り取り、働いていない (ように見える)働きアリの腹部に接続したのかもしれません。 845 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 01 22 42 ID 46YP9s/N そのような実験を行うことにより、「働く」ということが神経系で決まっているのか、 ホルモンで支配されているのか、あるいはそれがどのような外的刺激や遺伝子の発現で 決定されるのかが分かるのかもしれません。 以上は全て私の空想を付け加えた恣意的な読みですが、そのように読むと、この語り手が 到達した結論は、 「自分は、一部のアリだけが、仕事を行わなければならない、という機能をもってしまう メカニズムを解明しようとしてきたが、それは間違いだった。仕事自体が機能であり、 機能とは、物質的存在の研究によっては明らかにされない、生命としか言いようのない 概念だったのだ。すなわち、生物は「生命(コスモゾーン)」の発展として進化すべく して進化するのだ。」 と、いうことなのかなあ。と思いました。 しかし、もちろん、それは深読みであり、そのような読みに私を誘ったのは、この作品の 利点と言うよりは欠点なのかなあ、と思いました。 850 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 05 27 ID wMcZSAfp 231 働き蟻の腹を白蝋で接ぎ、私は手帳に記した タイトルも作品の一文として、機能してる。 その一点はなるほどと、感じます。 ただ、そうすることの『必然性』が薄いです。 864 名前:やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI [sage] 投稿日:2006/07/29(土) 09 03 47 ID JFS9Mwjq おはようさんです。 前回の207と 今回の「働き蟻の~」書きました。 審査してくださった方、有難うございましたm(_ _)m 今回のスタイルは「これは投稿作品です」さんのパクリです。 「投稿作品」さん、ごめんなさい。。。 今回の内容は 虫にとっての仕事を人間にとっての仕事に反照させることで お天気さんの「ああ天職」のような、「生命と仕事の乖離」というテーマを示したかったのですが ダメでしたね。表現をもっと選択するべきだった。 毎回、頭でっかちで困ってます。。 遅レスですが、 本スレ111の「パイナップルくん」良いですね。 大成されることを願っています。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 生命を促進すると 仕事も促進する 232 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 21 46 49 ID ED9ZbMvp 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 232 無題 :これは対句でしょ? そう読みました。 246 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/24(月) 19 46 57 ID fL92zRn9 232 筆書き色紙で腐ったロボットイラストでも載せたうえで 近所の定食屋のトイレに飾ってあったらそれなりに評価したと思う。 あるいは定食屋のレシートの上に書いてあったらそれもそれなりに 評価したろうけど。この場では普通にケツに生えたニキビだな。 248 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 26 54 ID MoxdtFND 232 無題 あら~滅相もないことを♪ そんなんじゃ生きていけないわ~。何て~仕事感ざましょ 846 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 01 24 11 ID 46YP9s/N 232 無題 やはり、この作品も進化論の詩なのかなあと思いました。 あるいは社会の歴史を「機能」の進化から論じる視点の提示 なのかも、と思いましたが、いずれにせよこれだけでは 感慨や感動に打たれませんでした。 850 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 05 27 ID wMcZSAfp 232 無題 そうとばかりは言えないです……としか、言葉のかけようがありません。 『詩』と『格言』は違うので。 加減は難しいですが、端的に、広がりを持たせる方法を模索して欲しいです。 ■▲▼ 最後の仕事 数人の僧侶と共に、僕は、死刑の宣告をたった今受けた。落胆する僧侶を前にして、僕は言う。 醜い俺たちの肉体がはがれて、図太い骨になっても、あの首吊り台にぶら下がっていてやろう、 と、それでも、僧侶たちの顔は晴れなかったが、いざ、死刑が執行されるとなり、首吊り台に並 べられても、一向に、私たちをあざ笑ったり、もしくは、刑そのものを批判するべき大衆が来ない 。私が、それを、執行人に尋ねると、皆、戦争に出ていて、それどころではないという。 あぁ、なるほど、なぜ、今、僕が、数人の僧侶と共に死刑に処せられるのかわかった気がする。 最後に、私が、戦況は?、と聞くと、執行人は、勝利は目前、ただ、敗北は確実、と。 それは残念だ、そして、僕は、最後の願いとして、僧侶達をもっとも醜いころ仕方で、苦しむように して殺してやってくれと頼み、一番初めに、刑に処せられた。最後に見たのは、生中継をするカメラだけ。 僕は死んだ。そして、ゆっくりと、僕の前にかけられた遮光幕は取り払われ、 僕は光の中で、ようやく自分のみにおきた最大の恐怖を感じた。 233 名前:最後の仕事[] 投稿日:2006/07/18(火) 17 55 18 ID bQiTm+pV 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 233 最後の仕事 :まあ、誰にもあるお仕事ですね。 1点 246 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/24(月) 19 46 57 ID fL92zRn9 233 暗喩的というのはいいもんだろうけど、 ハッキリと断言しておくと、「無難なアート的世界」だね。 芸大の才能ない一年生がよく書きがちなタイプの ポエムというかね。一回美容室でこういうのが延々と 書かれた冊子を貰ったとき超困ったんだが、 まあ脈絡なく例えて言えば「熊本県が生んだ若い天才アーチスト」かな 現在も熊本県将来も熊本県で活動。一生熊本県で活動 本業農家ウギャー 248 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 26 54 ID MoxdtFND 233 最後の仕事 戦中の日蓮宗批判かしらん お題から逸れていると考えるのは私だけかなぁん♪ 846 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 01 24 11 ID 46YP9s/N 233 最後の仕事 大衆というものの恐怖。 現代社会に差し迫る異様な雰囲気を良く現していると思います。 最終行は意味が取れませんでした。自分におきた最大の恐怖とは 何か? それは理解され、記憶され、忘却されてしまい、大衆の所有物と なることなのか、とも思いましたが、この流れでは私にとっては 強烈な実感を伴いませんでした。 850 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 05 27 ID wMcZSAfp 233 最後の仕事 見えない背景がたくさんあり、それを読み手に想像させる作品です。 反面、言葉や状況の必然性を感じないので、『面白味』に欠けています。 もっと緻密な世界に仕上げられるのではないか……という印象を受けました。 余談ですが、『もっとも醜いころ仕方』とあるのは、誤字ですか? 何か狙いがあっ たのでしょうか? ちょっとそこで読むテンポがとぎれたので、気になりました。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ お仕事してる? 今日の天気予報は大"豆"だとさ 町はてんやわんやで大騒ぎ 傘屋は"豆"が降ってももろともしない 鋼鉄の傘が売りだとかで 大声張り上げ 頑張るねぇ 公園の鳩たちは 昨日のお昼に予報が出てから 何にも食わずに待っておる "豆"が降るのを待っておる "豆"雲の中も急がしそうで どういうことが起こっているかは 気象学の先生に聞いとくれ 人間、鳩ぽっぽ、お空の雲 みんなちがって、みんないい。と誰かが言ったが 確かにやるこたぁ違うが何かやっておるにはおる お天の上のあいつに言いつけられたまま (誰も言いつけられた覚えはないがな。覚えのある奴ぁキチガイだ) 銭も受け取らずよく仕事をこなしている 何にもしてない奴はおるか? ハーイ!僕、何にもしてないです! 何にも? 何にもです! それも仕事の内かもしれんな 235 名前:お仕事してる?[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 17 58 31 ID gF8Gi90Q 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 235 お仕事してる? :掴み出だしいまいち、落ちは面白かった。 2点 247 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/24(月) 20 06 27 ID fL92zRn9 235 とりあえずどたばたさせとけば江戸情緒っぽいというのは山田洋治が 発明したわけじゃないだろうがまあそういう感じだな。 ラストがいい。 248 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 26 54 ID MoxdtFND 235 お仕事してる? 様々な仕事が存在し、この“大豆騒ぎ”があるように感じます。 五連への進行もスムーズで、其処で語られる価値観の吐露に鮮やかさを感じます。 古きよき大昔といったところでしょうか。 現在存在するヒキコモリニートも今に始まった現象でなく、 江戸、明治からいたようですしそれでも生きてこられた。現代人もそんなに悲観的にならなくていい! そんなメッセージを感じましたわん♪ 263 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/07/26(水) 00 41 10 ID z7aTiNPh 2点 235 詩の世界にすんなり入っていける優しさがあると思う。前半のエピソ ードは、正直うならされるような巧さはないが、後半にかけてのスパートが心 地いい。 847 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 01 25 09 ID 46YP9s/N 235 お仕事してる? 「豆が降る、あなたは来ない 豆が降る あなたは来ない 白い豆が ただ降るだけ 」 という歌が私の頭を駆け抜けていきました。 どこか爽やかな作品ですが、後半、「何もしていない彼」とは、 どんな彼でしょうか? 普通に表面を読めば、社会に突発的におこる出来事(たとえば北朝鮮の ミサイル発射や、地球温暖化による異常気象)などに、みんなが何かしら 関連した動きをするのに、まったく動かない不動点のような人もいる。 そういうのも大事さ、と読めます。 ですが、ここでは神(あるいは神のごとき「見通す視点」をもつ作者)との 対話においてすら、何もしていないということが主張されるのですから、単に 頑固な人とか、あるいは「失業中のひと」ということではなく、本当に、 食事も呼吸もしていない人のことなのかもしれません。 と、なると、事故、病気、障害等によりすでに意識を失い、生命維持装置を つけられた方でしょうか。 実は私は、初読と際は、この作品に「2または3」という点をつけました。 最終的に点を入れなかったのは、この後半について、読むうちに良くわから なくなったからです。 もし、本当に「何もしていない仮死状態の人」について語るなら、やはりもう すこし、どうして「それも仕事だ」、と神(または作者)が納得するのか説明が欲しい です。 逆に、そうではなく、これは引きこもりとか、ニートとか、あるいは失業者と 呼ばれる人たちのことをかいたのだ、とすれば、それはそれでやはりどこか 説明が足りていないような気がしました。 851 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 10 18 ID wMcZSAfp 235 お仕事してる? あぁ、面白いです。これ、好きです。なんだか笑ってしまいました。 笑うことと考えることを、うまい配分で読み手に受け取らせてます。 残念なのは1連目。『もろともしない』は『ものともしない』だと思うのです。 作品自体が、リズムにのっている江戸前風の言葉だから、こういったミスは痛い。 858 名前: ◆soft/e/9Do [sage] 投稿日:2006/07/27(木) 14 46 32 ID 1PlZpKcy お仕事してる?を書きました。 自分の中では運命論への皮肉というのがメインテーマだったんですが 色んな読まれ方がされていて面白かったです。 点をくれた人ありがとう、準チャンプありがとう。 【得点】 10点(準チャンプ作品) ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 娘θ1 ◆666.SaoPvk:1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:2点 霧都 ◆SNOW/oy/Uw:3点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点 ■▲▼ ああ 天職 あの人は笑ってなかった いや笑っていた ちょとあきれたような とまどいを 口の端に 人のよさそうに見える その人に部品を ごみの山の中から はすしてあげた ただでいいっスよッ 金を取ればよかった 自分の物のような 人の物A 好意善意のような 甘チュあB 活きるというコトは難しい 天職というのも ムづかCぃ 金がなければ 食いものもない そんな時あの 人のいい笑顔は こまったように あの時と同じように 空きっ腹のおれをみるのだろう 金を取ればよかった 無職で 生きるというコトは難しい 転職はみえない 天職はなおさら見えない 238-239 名前: ああ 天職[] 投稿日:2006/07/23(日) 00 17 06 ID jIudRuno 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 238-239 ああ 天職 ; 「仕事」について詩を書いてるように読める 3点 249 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 28 08 ID MoxdtFND 238-239 ああ 天職 3ヵ所で用いられているABCの意味がわからない。これは何を意味するのであろん。造語としてもあまり面白くないわ。 で、此処で嘆かれているのは誰もが感じるであろう慨嘆であり、それをそのまま書いても面白さに欠けるよね♪ 255 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [] 投稿日:2006/07/24(月) 22 26 35 ID jAOoR6Jg 238-239 ああ天職 3点 「金を取ればよかった」が決まっています。カッコよさに3点。 257 名前:虫 ◆Yh5.nC8OlA [] 投稿日:2006/07/25(火) 00 01 09 ID DzoaWlF0 238-239 ああ天職 2点 なんかもうからっぽで、でも生きてるから体は重いし。 悩んでるのもばからしいほど切実な人間らしい詩。 「あの人」との関係の物語性もおもしろい。 ABC、そんなに違和感ないけど、必要性がわからなかったので 1点マイナスの2点。でも好きな作品です。 258 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/25(火) 20 41 52 ID mJVIcYVd 238-239 これはやられたねえ。たとえばバックグラウンドの情景を東北の田舎であれ 九州の荒れた炭鉱地帯であれ都会のスラムくせえとこであれそれなりに ハマる詩、ということは普遍性を獲得しているということなんだろう。 268 名前:お天気[] 投稿日:2006/07/27(木) 02 37 49 ID fOgrt79a お天気と申します。ああ天職を書きました。 審査してくださった皆様、ありがとうございます。 次回のお題は、 「くぐり」でお願いします。濁らずに「くくり」でも良いと云うことで。 851 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 10 18 ID wMcZSAfp 238-239 ああ 天職 やりたいことと、やるべきことはなかなか一致しませんよね。 日々のご飯と夢は、必ずしも=で結ばれない。 生きていくって難しいよなって気持ちが、すごくよく出ている作品。 まだ、作品の深みにはまれそうな気もしますが。このままでも、私は好きです。 【得点】 12点(チャンプ作品) ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 ボルカ ◆TcCutL/5sw:3点 虫 ◆Yh5.nC8OlA:2点 霧都 ◆SNOW/oy/Uw:2点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点 ■▲▼ 寄道 生命駆けぬける空 血と汗と精液で濡れた路上 膨れっ面の理由なき行進 背伸びした高層建築は杲杲と輝き続け 淀んだ空気が横溢する 繰り返される連鎖の果て 夏の陽射しにゼロを見る 砂漠を歩き風に吹かれて潤う大脳皮質 無明長夜に花が咲き 目眩く因果の顔に胸ふくらませ 君と会う日までの至り 240 名前:『寄道』[] 投稿日:2006/07/23(日) 10 35 48 ID OkhMTMSN 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 240 『寄道』 : 愛情に仕事は持ち込まないほうがいいよ……ね。 1点 249 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 28 08 ID MoxdtFND 240 『寄道』 語句そのものは面白いけど、ガチガチになりがちな文章は緊張の元だをね♪リラックスしないと で此処に描かれていることだけを、仕事より大事な人ってのがいいわ♪ 258 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/25(火) 20 41 52 ID mJVIcYVd 240 血と精液というのは解り易いんだがじゃ実際血と精液で濡れた道路というのが あったらどうするかっつーと普通に気持ち悪い超ウェットな事項なわけで 砂漠とか日差しとか、そういうのを持ってきてどうするのかということだなあ 蒸し暑い砂漠というものを想像できればいいんだがね。要はこういうこった そのムリヤリさを起こす力が奇跡なんだよ。 848 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [] 投稿日:2006/07/26(水) 01 29 07 ID 46YP9s/N 240 『寄道』 ラスト部分を、運命の恋人との出会い、とソノマンマに解釈して、これは、 オナニーの詩である、と私は読みました。 恋愛、結婚、生活の様々、出産、子育てなどが仕事であるように、オナニーは 仕事である、という視点が示されているように思いました。 誤読かもしれません。 私の解釈からは、これはしかし、仕事ではなくてヒジョーに楽しい娯楽なのではないか、 おおいに大脳皮質に咲く花を愛でようよ、と。 誤読であったら大変申し訳ないですが。 852 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 10 50 ID wMcZSAfp 240 『寄道』 そういう考え方もありますか。なるほど。面白いですね。 前半と後半が、なんとなく分離した印象を受けます。 作品自体は好きですが、強い言葉を使っているのに無味無臭になりすぎて、むしろ 強い言葉に頼りすぎて、無味無臭としてしまった感があります。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 雨の日 コロシアムには雨が降っていた 広い闘技場の地面に整然と並べられた卵型万華鏡を 眺めながら、明日の見回りが重労働になることを覚悟した 卵型万華鏡は転がりやすい 打たれる雨で変わる模様は そのまま誰かの人生で、 突然の運命の変化をもたらすだろう。 深いため息をつきながら、彼らの人生がさほど厳しいものでないようにと 祈りを捧げ、今日は闘技場の地下で卵型万華鏡を作る 風にふかれてことんと回る いたずらな雨の前足でことんと 回る 万華鏡 コロシアムに吹く風と 隔たりの無い日光を受けながら 多彩な模様を描きだす 少年の夏の葉には蛇の抜け殻の模様がついている 彼があの時流した涙は自己嫌悪の錆びた味がする 乳飲み子の口に含んだ乳は黄色くて甘い 母からもらう最初の贅沢 一生の間働きつかれ黒ずんだ農夫の爪を真綿に包もう 乙女の破瓜の瞬間に呑み込まれた甘美な悲鳴は誰の食卓に上ったのだろうか 朝一番に結ばれた芋の葉の露を舐めたのは、一夜中眠らなかった猫だった 今年最初の雪を手に乗せた幸運を 一行の詩に引き換えてしまった後悔 恋人の靴の軽快な音色 夜の風車の風音は泣き女の死者の予言に似ているから、耳をすませてはいけない 女郎蜘蛛が食事をとった 祝祭の生贄 磨かれていない石英が砂山に混じって光る 記憶の断片を次々と結晶化させて 雲のハンマーで砕いた 時が尽きた万華鏡は砂の城が崩れ波にさらわれるように無くなってしまい、 跡には一塊の灰が残る 明日は、そうなってしまった灰をかき清め、今日作った万華鏡を置いて歩く 風にふかれてことんと回る いたずらな雨の前足でことんと 回る 万華鏡 流転する人生の卵が気まぐれに回って いつか、コロシアム模様も描くだろうか? 241-242 名前:雨の日[] 投稿日:2006/07/23(日) 14 34 53 ID 04Uy6KAu 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 241-242 雨の日 : コロシアムと言うコトバが、卵を割るような緊張感。 3点 249 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 28 08 ID MoxdtFND 241-242 雨の日 読んだわ。良かったわ。時代はローマかしらん。 でね、これ2つ目のだけで充分良かった気がするの。 2つ目の始まり方がうっとりマネしたくなるくらいよ。 でもね、此処にお題を見出せない。此処ではお題は脇役。だから厳しいわ♪ でも、読みようによっては、お題に沿っているのね♪ ローマ時代コロッセウムの守衛さんの感慨といったところかしらね。 となるとドキドキしてしまうわ。さぞ肉体的に勇ましいんでしょうね♪ 特に3連が素晴らしいわ♪それ以前の描写とその後の描写もいいわ♪ 仕事が始まる前の一刹那、、、、守衛さんの哀愁がかっこよかった詩デス 255 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [] 投稿日:2006/07/24(月) 22 26 35 ID jAOoR6Jg 241-242 雨の日 1点 詩的なイメージの転換と連続を楽しんで読める作品。エンターテイメント性の高 さに、1点。 この作品にも、働くとうことは死ぬと言うことなのではないか、それを より積極的に行うことなのではないか、と言う死生感を感じ、それをベースに 語り手は、歴史の上の累々たる屍の幻想を語るように思いました。 262 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/25(火) 22 13 14 ID mJVIcYVd 241-242 詩の綴れ織り、タペストリーといったところか 正直こういうファンタジックで叙史的な展開方法は現在意味があるかどうかは わからない。大仰すぎて嫌いなイメージ展開だが 作品としてはいい物であることは認めるよ。 263 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/07/26(水) 00 41 10 ID z7aTiNPh 1点 241-242 所々に心に残ることばがちりばめられていて、詩的である。反面 世界の二重構造の構築に甘さがあり、重厚な描写とのアンバランスを感じる。 852 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 10 50 ID wMcZSAfp 241-242 雨の日 ロシアのマトリョーシカ。折り紙で作ったからくり箱。そういう中に何かが隠れて いるものを思い出させられました。 少々煩雑な部分もありますけれど、仕事の中に仕事がくるまれていてさらに仕事が 詰まっていて……。それぞれにきちんとツボを押さえている様がとても素敵です。 863 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/07/29(土) 07 33 40 ID kj/TJxae 雨の日書きました。。 評を下さったみなさん、点を下さったみなさんありがとうございます。 投稿数と採点数がほぼ等しいんじゃないかっていう、実に楽しい回で、 ああ、この回投稿してほんとにラッキだったとしみじみ。。。 2ヶ月近く詩を書いていなかったら、すっかり書き方を忘れてしまって、いやもともと 書き方なんかわかってないんですが、、試行錯誤しながら書いてます。 そんな躊躇いみたいなのが出てしまってて、どうもすわりの悪い作品なんですが、 結構好意的な評もいただけて、嬉しかったです。 (実は前回のトランペットもそうなんです、、亀で申し訳ない、評ありがとうございました。 かのさん、あたしも小学校から大学までずっと楽器吹いてました、、ナカマデスネ) チャンプのお天気さん、おめでとうございます。ソフトさんおめでとうございます。 【得点】 10点(準チャンプ作品) ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 娘θ1 ◆666.SaoPvk:3点 ボルカ ◆TcCutL/5sw:1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 霧都 ◆SNOW/oy/Uw:2点 ■▲▼ 彼岸の水位 徹夜明けの出張先で まばたきをすると少し余計に時が飛ぶ とぷりと足からすべりこめる黒い水ではなく うすらあかるい彼岸の如き冥がりの中で 浅く潜水 輪郭鋭い現実という島にときおり浮上して メモをとったり企画の説明をしたりする (なぜか仕事は現実界でしかできないのであった!) きなくさい世界の中 戦争が無くてデパートのある日本にいる幸せ 噛みしめながら 人間らしく生きるために 今日も眠らずに私ははたらく 243 名前:彼岸の水位[] 投稿日:2006/07/23(日) 23 05 23 ID wWpNDeKp 【コメント】 245 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/07/24(月) 03 01 55 ID zjaB6GCA 243 彼岸の水位 :_ぶりがウソッぽくなったような、眠らず働けるわけない。 1点 249 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/07/24(月) 21 28 08 ID MoxdtFND 243 彼岸の水位 速効でたった2連を書いた印象だわ。それも凄く厳しい現実じゃなくて厳しいお仕事♪ 私も先日、出張で金沢に行ったわ。 でも仕事だから観光もできなかったけど、行ったことのない金沢の夜の通りは、何だかとっても金沢だったわ♪ で、この詩は先に説明したとおり、速効で軽く書かれた印象があるのだけでも、他の作品に比べると 最も仕事を描いているように感じられますわ♪ そんなキツイお仕事ながらも、自分に言い聞かせる為の2連描写、皮肉を交えたそれには諦念が・・・・・・ あ~働く男って素敵♪ 255 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [] 投稿日:2006/07/24(月) 22 26 35 ID jAOoR6Jg 243 彼岸の水位 2点 天職なのかもしれないけど、死にそうになりながらやらなければならない なんて、何か変。と、いうかサマーバケーションを一ヶ月よこせ、と言い たい私は作者様に同意見。水位を見ながら自分を見つめる毎日、これが 生活であり、幸福であります。そして時は去るのであります。 人間らしくいきるために、というのは自嘲でもあるのかもしれませんが、 それが本当に自分に出来るギリギリの人間的な生きかたなのかも知れず、 良くわからないまま、人生は過ぎていくのであります。 が、その静かな誠意のようなものや、描写に共感したものの、やはり何かが 突き抜けていないような気もするし、突き抜けないギリギリにいるからこそ、 この人は生きられるのかも知れず、お体をお大事に、と思うと供に、 その突き抜けていないところがあるからと言う理由で、やはり今回の金 メダルには私は推せないのでした。しかし、突き抜けなくていいように も思います。というわけで2点。 262 名前:梁雑13/499 ◆IYokt0P.FE [sage] 投稿日:2006/07/25(火) 22 13 14 ID mJVIcYVd 243 一連目は相当好きだなぁ。二連目は正直逃げた気がする。 これってそもそも方法論としてはパーソナルな方法のはずなのに 二連目でいっきにパブリックな方向やら全体やらの方向に進む 全体へのひろげかたが拡張しすぎて皮肉めきすぎてるって批判的 方法もあるがまぁ敢えて指摘するならそれかな。あえて言うなら 皮肉として機能させるうえでの機知を問いたい 263 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/07/26(水) 00 41 10 ID z7aTiNPh 243 実は、共感度では一番。寝るヒマがあるならそれは忙しいとは言わん よね、実際。パーソナルな方向でひたすらまとめるのがよかったかも。 852 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:2006/07/26(水) 02 10 50 ID wMcZSAfp 243 彼岸の水位 個人的に前半と、2連目の最後2行だけで充分な気がしました。 なんていうか、本当に、噛み締めているのかどうか……、ちょっと嘘くさい。 響いて届くにはまだ、何かが足りないと思った。 862 名前:虫 ◆Yh5.nC8OlA [sage] 投稿日:2006/07/29(土) 00 14 11 ID mKnJ1Q/n お天気さん、softさん、雨の日の作者さん、おめでとうございます。 「彼岸の水位」を書きました。実際に徹夜明けの出張先で初めに書いた二連目は、 彼岸の水位が上がっていって過労死につながるような内容でしたが、実際に自分 はそんな生活でも生きてるわけだし、と書き直したのが良くなかったようです。 確かにちぐはぐな感じがしますね…(ショボン 詩の終わらせ方が自分には難しく、「ああ 天職」のすっきりした終わらせ方が とても羨ましかったです。 読んでくださった方、ありがとうございました。 ななほしさん、おっしゃるとおり眠らずには働けませんね。週一の徹夜でも つらいです。ちと大げさでした。 娘さん、ほんと私の体の半分は諦念でできているのかもしれないです。金沢 か、いいな…。 ポルカさん、私の言いたいことをきれいに書いてくださってありがとう(笑)。 自分はこうして生きていくのだけど、すっきりとは悟れていない心境です。 夏休み欲しいですね。せめて週末は休みたい。 梁雑さん、Canopusさん、個人的な視野のままで書いたほうが良かったと ご指摘いただいてしみじみ思いました。本当に自分を突き放せていないので 二連目に無理が出たのでしょう。 霧都さん、読み解かれた通りあれは9割がた嘘です。こんな生活狂ってる、と 文句を言いたい。残り1割の部分で戦争してたらこんな生活すら送れない、 とも思っていますが。見透かされてちょっとドキリとしました。 【得点】 7点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 娘θ1 ◆666.SaoPvk:2点 ボルカ ◆TcCutL/5sw:2点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 霧都 ◆SNOW/oy/Uw:1点 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8781.html
水滸伝・天命の誓い 機種:PC88,X1t,MSX2,X68k,FM77AV,FMT,FC,PC98,PS,SS,PC,Mob 作曲者:木下伸司、三井一正、滝沢洋一 発売元:光栄 発売年:1989年(PC88,X1t,MSX2,X68k,FM77AV)、1990年(FMT,FC) 概要 中国四大奇書の一つ『水滸伝』を題材とした歴史シミュレーションゲーム。 ゲーム内容的には『三國志』とよく似ているが、中華統一ではなく「王朝を牛耳る姦臣・高俅を倒す」というのがゲームの目標となる。 さらに期限を過ぎると異民族である金が侵攻してきて強制的にゲームオーバーになってしまう。 高俅さえ倒せばゲームクリアになる上、時間制限まであるので冗長なプレイにはなりにくく、テンポよくプレイできるのが本作の魅力。 多数の機種に移植されたほか、続編として『水滸伝 天導一〇八星』が発売された。 音楽は木下伸司氏、三井一正氏、滝沢洋一氏の3名が担当。 『三國志』と比べて軽快なサウンドが多く、庶民的な作品である『水滸伝』らしいユーモラスさが表現されている。 サントラはサウンドウェア版のほかに、PC-8801版の音源を収録した『光栄オリジナルBGM集Vol.2』がある。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 サウンドウェア 水滸伝・天命の誓い オープニング ~群雄決起~ 木下伸司 オープニング 夢,いつの日か…(ボーカル・バーション) 滝沢洋一 イメージソング歌:歌:黒住憲五 春光 木下伸司 春(3-5月)のテーマ 夏木立 夏(6-8月)のテーマ 秋風 秋(9-11月)のテーマ 冬景色 三井一正 冬(12-2月)のテーマ 好漢, 街をゆく 「組曲 梁山泊」に収録 戦にのぞむ 戦勝~首領の決断 勝利のファンファーレ 木下伸司 休息の時 三井一正 夢,いつの日か…(オーケストラ・バーション) 滝沢洋一 エンディング 光栄オリジナルBGM集Vol.2 プレ・オープニング 光栄サウンドウェア部 オープニング 木下伸司 初期設定 三井一正 メイン・冬 戦争・冬 メイン・春 木下伸司 出向 三井一正 戦争・春 木下伸司 メイン・夏 戦争・夏 敗退 三井一正 ゲームオーバー メイン・秋 木下伸司 戦争・秋 勝利 戦後処理 三井一正 梁山泊 光栄サウンドウェア部 勅命 統一 エンディング 滝沢洋一 グレードアップ・バージョン#1 編:松前公高 出向 グレードアップ・バージョン#2 戦後処理~エンディング サウンドトラック 水滸伝・天命の誓い サウンドウェア版。前田憲男氏編曲。 光栄オリジナルBGM集Vol.2~信長の野望・戦国群雄伝 / 水滸伝・天命の誓い~ PC-8801版のBGMが収録。
https://w.atwiki.jp/sangokushi11/pages/2279.html
特技神将で、適正にも恵まれている。 知力も高いので単独運用が可能。 槍Aなので螺旋突で高知力部隊も黙らせられる。 劉備の遁走と組ませると擬似飛将となる。まあ劉備の義兄弟二人が既に神将・闘神持ちだが。 -- (名無しさん) 2011-04-24 19 41 34 コーエーから公式に神将を与えられているのはこの人と関羽だけ。 当然強いが、神将が能力依存なために梁山泊の方々には通じない人も多い。 -- (名無しさん) 2012-04-08 20 55 03 間違いなく能力は一級線。特技も強すぎるくらいで文句なし。どこに行ってもエースとして暴れまわるだろう。 ・・・のはずなのに、肝心な梁山泊のエース達に対してはめっぽう弱いという悲しい現実 -- (名無しさん) 2017-05-04 19 26 50
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/443.html
前へ ← 1 2 3 4 → 次へ 作品 ■▲▼ 直視できないもの 私という存在 648 名前:直視できないもの [] 投稿日:04/03/15(月) 21 50 ID 2KZlU6vh 【コメント】 673 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/20(土) 01 28 ID 0o5PJE/o 648 タイトルと内容がマッチしていると思います。言い古された感は否め ないところが、残念。 ■▲▼ RADIO Channel-i p--p-ピーーガガッ……ガ-------------ピー…… …………なさんこんにちは。 ごきげんいかがでしょうか?今回のテーマは「わたし」です 私とわたしが調和する 私の体を生み出した両親 言葉、対人関係の縮図としての家庭環境 それらの延々たる繰り返しと学習による刷り込みで構成された深層意識とその表層 すべては今以前の世界のリミックスで満たされている わたし=わたし以外の全て 私とは「わたし」以外の全ての事であり、世界を携帯電話のように持ち歩くための圧縮された宇宙。 その所有者が”わたし”というキーワードを口にする度にそれは解凍される。 もちろん「私」は、一体に一つという幻想は、多重人格者達の手による発明により一人格に一つ所有出来ることが今では事実。 ところで、「わたし」とその管理人、「飼いならされた猛獣」と猛獣使い、「わたし」について考える主観、 それは一体誰なのだろうか この人類の悪戯な発明は、神の天地創造の計画にあったのだろうか? ここで時間が来てしまいました。 放送局「ワタシ」。これにて本日の放送を終了させて頂きます。 お相手はわたくし、もと……ピーーピーーガガッ……----------- 649 名前:RADIO Channel-i [] 投稿日:04/03/15(月) 23 04 ID 8itGmuw+ 【コメント】 681 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 14 ID HaTkp0li 649 ここでの世界は、私を基準にした世界を指しています。私がテーマな ので、それもアリかも。使ってることばのスケールが、そのわりに大きいかな あ…。小さな私の世界を、小さなラジオにさらに圧縮する、ってのはどう? 718 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/03/24(水) 23 59 ID EB9TU1CV 2点 649 :RADIO Channel-i :04/03/15 23 04 ID 8itGmuw+ ぴー がアイキャッチになってる。おもしろく読んだ。ちょっと、 真中あたりにたるだところが……あるかなぁ 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 ■▲▼ 顔を一枚の白い布で覆い 溶剤で隙間なく貼り付ける 端は余らせて 風になびかせる 喉を青く腫上がるほどしめつけて 声のひとすじをも殺し もう一枚の白い布を結んで 指の跡は隠す 手と足の指の先は 丹念に焼いた後 丁寧にヤスリにかける 爪は深く切りそろえる 歯も折っておくとよい 乳房と性器は取り払う 完璧な滑らかさを追求 石膏で少し輪郭を整える 頭は丸めて 陥没するまで壁に打ちつける まだ微かに意識があれば きれいに水拭きもしておく そうしてできたからだで 巨大な交差点の真ん中に立ち 腕をカギ状に曲げ 口を縦に大きく開いたまま 首を上向けて ひたすらに回転する やがて生まれた力で 中心化されたものを全て吹き飛ばす時 そこにあるものは何 650 名前:無題1/2 [] 投稿日:04/03/16(火) 04 46 ID EcsEM/9J 651 名前:無題2/2 [] 投稿日:04/03/16(火) 04 48 ID EcsEM/9J 【コメント】 681 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 14 ID HaTkp0li 650-651 ベルメールの人形だね。頭部の陥没など、形の美しさよりも自傷 的行為を優先させましたが、その意図を明確にしてもよかったかも。 710 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/23(火) 00 21 ID z3C7sjgg 1点 650-651 不思議な世界。ちょっと美しい。タイトルはつけたかった。 716 名前:散華楽 ◆DummymO2O6 [sage] 投稿日:04/03/24(水) 20 40 ID 6oKXyEka 【3点】 650-651 無題 自分から人形になる(?)プロセスは8ミリか何か見てるみたい。ドキドキする演出。 ひっかかるものや、気にさわるものは排除しちゃうわけですね。 自分でやっちゃうんだとしたら、それこそが「私」でしょうか。 原石から取り出すように、暴力的に、淡々と、けれど、愛おしみながら、 こんなふうに「私」を出す行為、これは鬼気迫る。 すごく気に入りました。 160 名前:人形使い [sage] 投稿日:04/03/26(金) 00 38 ID ZTAKLdRw はじめまして こんばんは。 人形使いといいます。 今回本スレ650-651の「無題」を書きました。 今まで評価スレでひっそりとやってきましたが 「井の中の蛙大海を知るべし」の意気込みで参加してみました。 みなさん評価ありがとうございました。 嬉しかったです。 これからもちょくちょく参加します。 よろしくお願いします。 【得点】 6点(準チャンプ作品) Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 なみなみお ◆mCFk32Woec:2点 散華楽 ◆DummymO2O6:3点 ■▲▼ 私はチンゴ わたしはタワシ 652 名前:私はチンゴ [] 投稿日:04/03/16(火) 14 33 ID K9Ia785y 【コメント】 681 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 14 ID HaTkp0li 652 チンゴとタワシは、ただのダジャレに思えるけどね…。 ■▲▼ 発電する伝書鳩の運動~未来を見初めたい若者の脳汁さえも~ 荒川の土手で偶然発見したわたし似の子犬にアインシュタインの相対性理論を語りかけるぼくは ソバカスで顔中染みだらけの14歳がスカートをまくりあげる風を気にしながら進む通学路の途中で 突然思いだしたように母さんの名前を向こう岸に座ってるカップルに叫ぶ僕自身の後ろ姿が圧倒的に大きかったので ぼくは病弱で神経質な眼鏡出っ歯の学級委員を思い出し猛烈に腹が立ってきたもので 雨天決行の体育祭で密かに思いを寄せていた3組の河村さんの体操服姿に僕の稚拙なリビドーは急反応を示し 太陽の光りと同じ強さで一気に自分のもとへ届くかのように海綿体に血液が急速に集まりそれを感じた直後ぼくは勃起した それが今年に入って始めて憶えた興奮の結果であり又自由意思の獲得でもあったわけなのだ 数年後確かにこのまま進む肉体の成長と精神の後退のギャップにあくせくと回転板を合わせる作業に追われるようになることは明白で それが現在のぼくの思考を形成していると云うことを彼女に知らせたくなったのであるが 知らせたところで彼女がぼくの方へぼくの思考基盤へと擦り寄ってくることなど考えられなかった 物体化した時間だけが御都合主義のぼくの生活スケジュールを管理してくれるコンピュータで その歯車の精密さを強固にしていくために毎日日々の努力を怠るわけにはいかないのだった 特に何かに突き動かされていると云うよりは理性と感情の挟間で遊泳を楽しむ余裕すら今のぼくには有った つづく 653 名前:発電する伝書鳩の運動~未来を見初めたい若者の脳汁さえも~ [sage] 投稿日:04/03/16(火) 23 45 ID YRdK8Lr0 【コメント】 681 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 14 ID HaTkp0li 653 作者は、この作品に登場する年齢よりも上に思えるね。思い出として 書くと、末尾の「つづく」が生きないんで、しかたないか。センテンスをもっ と私に近寄らせてもよかったかも。客観的すぎるような気がする。 716 名前:散華楽 ◆DummymO2O6 [sage] 投稿日:04/03/24(水) 20 40 ID 6oKXyEka 【1点】 653 発電する伝書鳩の運動~未来を見初めたい若者の脳汁さえも~ モビールを見ているような感覚ですね。ユダヤ教芸術っぽいのかな…。 人間は変化するもので、一瞬たりとも止まってはいないから、 そう、つづかなきゃいけないんですよね。 188 名前:曾村益廊 [sage] 投稿日:04/03/26(金) 02 11 ID v5H1QHPN 今回は伝書鳩~を書いた曾村益廊です。 なみなみおさん感想どうもありがとう。 あれ読んで興奮するということは、二次元コンプレックスなのかしら。 いやらしいわね。 散華楽さん点数と感想どうも。 モビールと言えばカルダー、彼の『サーカス』は最高のコントムービーです。 ユダヤ教芸術については全く知識がありません。 ただつづいていく感覚を共有できたのなら嬉しです。 では皆さんお疲れさま。 【得点】 1点 散華楽 ◆DummymO2O6:1点 ■▲▼ わかっている、鬱だ、それでも なんでうまくいかないんだろう 潰れた企画、持ち込まれる苦情、振り向きそうもない女。 合わない計算、きつくなった喪服、戻ってくる手紙。 どうしておれはだめなんだろう 散らかった部屋、磨いていない靴、捨てきれない夢。 ゆるいファスナー、原因不明の胃痛、うすぎたない秘密。 なんでうまくいかないんだろうな 654 名前:わかっている、鬱だ、それでも [] 投稿日:04/03/16(火) 23 51 ID OUr1Wd53 【コメント】 682 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 39 ID HaTkp0li 654 ストレートでよろしい。でも、結構ありそうな詩だね。えー、目の前 に鼻紙を一枚置きます。鼻毛を抜いて、一本一本、鼻紙の上に植毛していきま す。うまくいかないと、そりゃあストレスの溜まること溜まること…。 193 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/03/26(金) 23 22 ID bod32F3W 654「わかっている、鬱だ、それでも」を書いた者です。 カノープスさん、なみなみおさん、寸評ありがとう。 もうてんで書けなくてめちゃめちゃですわ。 それだけになみなみおさんの寸評は嬉しかったです。 いま自分が関わることがらが、結果であって原因にもなるという 連続性が重くてつらいです。なかなか身軽になれんもんです。 チャンプ・準チャンプの方々おめでとう。 審査・集計の方おつかれさまでした。 ■▲▼ sadism 私は中途半端なsadist 愛している人を故意に傷つける ねちねちと奥のほうから痛めつけ 叫んでも悶えても 決して止めない 泣いて謝っても無視し その行為に専念する sadismに侵された私は その瞳にどう映っているだろうか この溢れ出す感情を どうしてぶつけずにいられるだろうか しかし残るのは後悔と 愛しい頬から流れ落ちる雫 あぁ、私は中途半端なsadist 神は完璧を与えようとしなかった 655 名前:sadism [] 投稿日:04/03/17(水) 00 54 ID YrMpi5QA 【コメント】 682 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 39 ID HaTkp0li 655 1連めの発想に酔ってしまったかなあ、ってのが実感。2連め以下の描 写が、冒頭の2行に負けてしまっているように思われます。 ■▲▼ それは僕ではなく 私。 しもべ である僕と わたくし。 である私 僕より私 が ほんもの だなんて それは私 ではなく ただの 僕。 わたくしは もう いないの 656 名前:それは僕ではなく [sage] 投稿日:04/03/17(水) 18 00 ID 4ugRxep/ 【コメント】 682 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 39 ID HaTkp0li 656 上手くやると、すごく面白くなりそうです。ぼくと私とわたくしが、 いずれものっぺらぼうなんだよね。作者の中で性格付けをして書くと、同じよ うな茫洋とした内容でも、違った印象があるはず。 203 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/03/30(火) 00 10 ID 5s++4kNs おそくなってすみません、「それは僕ではなく」を書きました。 canopusさん、なみなみおさん、思いがけず寸評をいただけて嬉しかったです。 ありがとうございます。審査してくださった皆さんもありがとうございました。 ■▲▼ まい すたいる 朝起きて 便所行って 朝飯食べて トイレ行って 学校行って 昼飯食って 授業中寝て 部活して 帰りにどっかで遊んで 家帰って 夕飯食って またトイレ行って テレビ見て たまには勉強して 歯ぁ磨いて またまたトイレに行って 最後には寝る これが「私」であり、「俺」であり、「自分」でもある。 あと、ときどき「わし」にもなる。 これが、「自分流」である。 これは崩れることの無い「私」なのだ。 多少崩れることはあっても最後にはここに戻ってくるだろう。 657 名前:まい すたいる [sage] 投稿日:04/03/17(水) 21 28 ID m6cZui14 【コメント】 682 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/03/21(日) 00 39 ID HaTkp0li 657 普遍的な日常を書いて、それを「自分流」と称するわけだねえ…。分 ったような分らないような。となると、私、俺、自分、わし、ってのは、単な るマイナーチェンジってことになりそう。 718 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/03/24(水) 23 59 ID EB9TU1CV 1点 657 :まい すたいる :04/03/17 21 28 ID m6cZui14 シンプル。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 前へ ← 1 2 3 4 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/550.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 5 作品 ■▲▼ つめたい 332 名前:つめたい [sage] 投稿日:03/04/29(火) 01 05 ID fJ4dkktP 寒くなる 雪が降る あたためてほしい、あたしは、 あたしは、こんなに、寒がるフリをして 降り積もる 溶ける わかんない、こんなんじゃ 泣いていちゃ、わからないなんて、 その言葉が。脅えているの? なくなる まるさんかくしかく ここで踊るのは 雪なんかじゃない なくなる、なくなる、なくなるならって あたしが 踊り出す 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 空 333 名前:空 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 02 06 ID i26NKreV _______________________________________________ 334 名前:空2 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 02 11 ID i26NKreV 線のうえに それという かかれるひつようのない次元の零が きえて、またあらわれた はなれた 粒の ひとつ ひとつを 包み 放ち ないとかんがえていい雪をふりまく なにもないくものように この世界に白い痴呆と知恵が みちて いるのかはねかえして いるのか それとも 空という色の 同義語は 虚栄というゼロの無量大数倍 という かぎりない すてきさの なかで きみと ぼくと あれこれ しよう すべて いっしょに ぼくは あかるく めをつぶれば くらく みちて そのぶんうらで ひく せんがひくくなる なにもなく さわれず みちたりたゆきげしき 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 335 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/29(火) 03 03 ID TGuK6LC5 24の頃だ冬路上でホームレスとどういうわけか知り合って飲んだくれそのま ま寝てしまったのだああこれで凍死してしまってもいいかもしれないと思いな がら寝てしまったのだその時顔にピタピタと吸い付くように貼りつく雪の感触 が何故か忘れられないのだ結局死ぬどころか一時間程で起きてしまい電車に飛 び乗りあまりの暖かさに気持ちよく寝てしまったのだやれやれまったく情けな い。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 雪と箪笥と私と君と 337 名前:雪と箪笥と私と君と [sage] 投稿日:03/04/29(火) 21 06 ID R+EMWfPd 私、言う。 「もう冬ね雪が降るわね」 君、言う。 「雪の代わりに他のものが降ってくればいい。」 「…」 「たとえば?」 「何でもいいけど、箪笥とかでもいいし」 「へえそれはおもしろそうね」 「でも危ないかもしれないよね」 「…」 「もし箪笥が振ってきたら君を連れて宇宙にでも行くよ そしたら箪笥が頭に当たって死ぬこともないだろうし痛 いということもないだろうし」 「へえそれはおもしろそうね」 「でもやっぱりそれじゃ寂しいだろうし誰か連れて行こ うよ例えば君の前の彼氏とかいやでも彼は死んじゃった んだよね俺が殺したんだもん」 「へえそれはおもしろそうね」 「…」 ここで延々と意味の無いお喋りを続けてあげる。 ここで延々と意味の無いお芝居を続けてあげる。 雪の代わりに箪笥が降って君の頭に当たってしまえばいいのに 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ Snow Mail 338 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 03 ID yhPnCJ3z 真白な息が鼻にかかる季節 くちづけた結晶 儚い夢物語を異国の果てで奏でてみれば 新雪を纏った空へと吸い込まれていくだけ 気まぐれに触れた肩は、ひどく冷たかった 甘い結晶は溶けていき 窓に映る景色は水浸し たおれていく枯れた枝、愛の重みに苦悩する 借りたままのマフラーを首にきつく巻きつけて また、貴女の白い手を思い出す そんな熱帯夜 339 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 03 ID yhPnCJ3z 粉雪舞う舗道で、そっと揺れながら・・・ 雪が肩に触れる感覚は、甘えん坊な貴女を真似て 雪が溶けて、愁いをそっと噛み締めて・・・ 月に咲く花を、貴女の墓前に手向けましょう 花と散った楽園に、虚像の愛撫を施して・・・ 340 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 04 ID yhPnCJ3z Suddenly she was re-born nobody didn’t believe me oh , it’s truth , but…. white snow only just smiled Chemical Reaction , Radical Reaction , Let’s Chemical dance!!!!! reproductive examination , carry on carry on carry on !!!!!!!!!!! yen―rate up-side down , so I advise you to fuck with Euro…… sadistic suicide , masochistic murder , kiss me kill me !!!!!!!!!! trash girls , hey , please sex with me , please trash girls pussys abnormal plays maybe welcome us , so love and love like a mad animals licking my ××× licking my ××× I’ll get in Count-down…… 341 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 04 ID yhPnCJ3z 残雪に足を取られてしまった ひどく腰がいたんだ 人には気付かれぬように平静を装い、前を向いて歩く 志願兵に吹き荒ぶ砂嵐は視界を遮り、前進を許さない 災いを取り除くという大義名分も 自然の前では意味を成さない 彼を律する神さえも、彼を諭すことはできない ふと気付いた、そんな朝 342 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 05 ID yhPnCJ3z ―積雪量過去最高記録 君がはしゃぐ寒い夜 今夜は二人で毛布にくるまろう ―以降上り線で交通規制 帰るまでずっと手をつなごう 二人の手が悴まないよう ―某町で積雪による人身事故発生 343 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 06 ID yhPnCJ3z 紅い雪が凍りつく 交差点で一瞬息を潜めてみる 映るのは流れ星 三色に邪魔された薄明かり 少し降ったみたい 指先に残った血の色の宝石 分からない目印 拒む視線がキレイに跳ね踊る 蕾になる雪 ピアスを冷やす 貴方に抱かれたまま 誰もいないネオンの海 二人で月になれたら何て素敵 蒼い街灯が月の光に重なって 月影が微笑みかけてくる 344 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 06 ID D5mi7NdN suspicious night nihilist な貴方 煙草に火を点ける仕草も好き on the demand of you , I wanna do what you want wink ひとつで夜を越えていく真夏の果実 drain away real な旋律で激しく弾かれる三連譜に心さらわれて on the demand of you , I wanna do what you want peach な気持ちのままで、真赤に燃えているわ 345 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 07 ID D5mi7NdN 王様は悩んでいました 王子が突然、馬になってしまったのです 子供たちが寝静まった頃、王子の寝室からメイドが出てきました 様子がおかしいと思った侍従によって、この件が判明したのです ところでメイドは何をしていたのでしょうか 王子の身に何が・・・ 雪の夜のことです メイドはいつものように夜伽の相手をしておりました のっそりと起きだした王子に刹那の悪意を覚え、魔女の薬を盛ったのです 夜にはぐれた王子は、それ以来、草原を自由に駆け回るようになりました 346 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 08 ID D5mi7NdN 氷雪に叩きつけられる私は、冷たい棺の中で手錠をかける 罪と欲望を嘗め尽くして 思考回路を透かし眺めると 流氷の上で恋に落ちたおしべとめしべは、ねっとりと混じり 鏡の前で砕け散った 白く光る繭に千のナイフが刺さる前に チフスに侵された烏は 三つ数えた後、ゴミ箱の中で悶える ファンタジーは雁字搦めで ヘテロ構造のエデンを夢見た パンジーの花束を抱えて、絶望の崖から身を投げた瞬間に カタルシスを想像してみるがいい クジャクの羽で無重力を漂うように N1-シアノ酸で殺したならば 口から銀の泡を吹こう 347 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 08 ID D5mi7NdN SPEED DEVIL に取り付かれ 雪道を音速××でとばす NON-STOP DRIVE で気持ちもハイになる 熱気で雪を溶かせ Out of Orbit ホワイトアウトの視界ゼロ 痛覚だけは受け取った WARNING 無視してスケートリンクでシンクロナイズドスイミング Blind-Blue-Boy running shouting be bop be rap Link with Dead God , you’ll be lunatic-romantic I am a pen I am a dog I am a Emily , so I am All-Existences Negative Active Love , it’s my favorite sweets Dry? Wet? Depending on you , I don’t care…… 348 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 08 ID D5mi7NdN 悲しくて、あなたの香りを求めてしまう しずかにしていて 麝香がきれるまで・・・ みかんの木の下で、あなたのことを憂う はじまりは一通の手紙 滲んだ文字が綺麗 雪化粧に覆われた部屋で、眩暈に襲われた のどかな時の流れに逆らうように揺れる大空 よく、あの娘に連れられて行った白日の彼方 うずくまったままで思い出すのはモザイク状の記憶 にがい思い出は、あの娘の好きなビタースイート 349 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 09 ID D5mi7NdN 残雪を踏みしめて進もう 帝國の未来は雪のように明るい なお、栄光を追い日々精進 ごもっともなことではないか りっぱになって故郷に錦を飾らん 雪の灯りに浮かぶ、母の顔に誓おう 350 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 10 ID wm01gvEz Scratch your memories 少し落ち着いて Open your mind Nener stop 遺灰が雪に変わるまで Float and Flow Over 10 years ago 性に目覚めたとき you became My Pussy Wherever you are 身体が君を求めている sexual intercourse As if a Ghost 色欲に憑かれた madman blues Good Morning 少し寒い Hot Winter Night Alone in my room 雪を見ながら sleep in my dear In my arm いとしい貴女はどこにもいない so tragedy Nightmare or so 白く染まれ snow fallin’ again…… 351 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 12 ID wm01gvEz 細い身体を抱き締めては幸せを感じ合っていた三年前 雪が肩に触れる感覚は、甘えん坊な貴女を真似ているようで 桜の下で眠れ 白死の桜で狂い咲く貴女の華は美しい 吹く風はただ温かく、やさしく 刹那いほどに穏やか 雪が溶けて、愁いをそっと噛み締めて・・・Jive into the Night 352 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 12 ID wm01gvEz He is so much melancholic and always regrets I can’t talk to him , and he refuses everything Laugh Sun Rough Moon round on the web Love is still alive……he wispered - what do you think of him ? 幻へ消えた彼女を追ったところで、掴むことはできず 覚めない夢は、現実と妄想の境界を不透明に繋ぐ のどかな春の日に、ふと秋の気配を感じるように 雪が降る最期の瞬間 白い羽根が一寸見えた気がした - 僕もこの部屋を去るとするよ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ わすれもの 353 名前:わすれもの(1) [] 投稿日:03/04/29(火) 22 36 ID Q6FQM7un 雪が死んでしまった それだからには もう会えない 純白、と口にした 赤い唇をした、私には 春の粉を撒いた淡い海だ 誰もがゆうるりと えらで呼吸をする 町が、黄色く 蒼のなかで、霞んでいる なにもかもを思い出していた あの雪の上では 生まれた瞬間の記憶も 突き抜けて 赤い海を 浮遊するたまごのなかで 灼ける涙を 白に落として 「私はこんなにも、生きているオブジェクトだ」 という言葉も 赤い唇のなかでは生きていた いまでは くだらない子供の遺書に記された文字としか思えない それは雪が死んでしまったから 純白、と文字にしても 蒼い唇をした、私には あ そういえば たまごを産んだんだっけ たまごと同じ色した あの雪の上で 確か白樺の 樹のあたり 白樺立ち並ぶ とりとめない丘の まったく新しいたまごを産んだっだっけ 戻ろうと決めて 降り向いても まるで蝿の道 めちゃくちゃな鉛筆の線 354 名前:わすれもの(2) [] 投稿日:03/04/29(火) 22 37 ID Q6FQM7un 前を向いた私は 後ろを向いているのかもしれない おばかさん 雪は死んでしまったのだから たまごもまた 死んでしまっているのだよ ちがう 私はわすれものを取りにいくだけだ たまごの中には 真紅のルージュが入っている筈 私は黄色い粉を吸い込んで 純白 と呟くけれど 純白 はどこにもなくて けれどなるべく たまごを踏まないように 気をつけて町を歩く ここからが 詩 です 赤と交わらない 赤に汚されない 記憶の雪よ お前は決して 生き返りはしない けれど 純白、と口にした 赤い唇をした、私が あの時のままの死体で見つかるのなら それこそが私のわすれもの 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ よそ見 355 名前:よそ見 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22 42 ID V5dJ4NKZ ウチの犬が雪を食べています。なんか必死に食べてます。洗濯バサミのようにしっかりはさんで、かじってます。 時々すっぱそうな顔します。しみてるのか。おい、しみてるのか。 それでもふんごふんごと食べてます。 首を、ひねったり上下に揺らしたり突っついたりして、かわいいです。 ドッグフード投げつけてやりました これを食え! それでもこちらにすり寄ってきて、ぺろりと手を舐めてまた食事に戻ります こいつの前世は雪男だと思います。 そう思うとおかしくなり、またドッグフード投げました。 しかしいつもならがっつくはずのそれを見向きもせず、雪を食べてます。 雪が憎らしくなりました。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 刺す風景 357 名前:刺す風景 [] 投稿日:03/04/29(火) 23 08 ID VUnXkXkG 幻の雪を 窓から見ている 去年は 雨ばかりだった 今年も 砂漠が雪に見える痛々しさ 「雪はほんとうは あったかいのに」 眼のなかを白濁したものが落ちている いまを生きている 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 雪内~せつない~ 359 名前:雪内 ~せつない~ [sage ] 投稿日:03/04/29(火) 23 57 ID XEECwmyw 嫌なことあって 気持ちぐぐんと冷えこみ ○ 目の裏がわの 雲ひとつない世界の 皺くちゃで灰に染まった空より 小さな雪降りはじめ その一片ずつが 道端 屋根の上 草むら 電信柱 人々の毛髪などを白く染め上げていき ○ なんかもう どうでも良くってさあ 気にするこっとがバカバカしくって ○ とっても遠くの方 暗幕によって 遮蔽されていた太陽がひょこり顔を覗かせ 辺り一面 光 こぼれて 気温は瞬く間に上昇し 白は透明になり 360 名前: [sage] 投稿日:03/04/29(火) 23 58 ID XEECwmyw そこここにある排水溝へと どどっと流れ出し ギッギギゥ 咆哮立てて吸い込まれ ○ 涙がまつげ潤す ○ 犬や猫 木屑や石ころも混じって ○ 温かい頬へと伝わる ○ でも人間や家屋やビルが押し流されるほどの 大惨事にはならなくて ○ ははっ! 次いってみよう! 次! 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 5 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/564.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 閉口 508 名前:閉口[] 投稿日:02/11/24 05 40 ID jR/Ic/FH 憧れていると思っていたが実際は妬みだという事がわかった 私はどうやら心が狭いらしい 人を認めることが出来ないのである 受け入れないという事は受け入れてもらえないという事と思う 少し長い散歩に出ることにしよう この寒さなら頭を冷やすのに丁度いいだろう 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ひとつの音色 512 名前:ひとつの音色[] 投稿日:02/11/24 13 56 ID 7BNuMUfA 青いうねりの中で 私が聞いた一筋の音色 耳を通り抜けたそれは いまも変わらずここにある 私の一番のお気に入り ノイズのかけらも愛しいほど 時が過ぎても愛しいまま 青いうねりはすでになく 白い砂漠に音色は響く 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ あこがれの世界 515 名前:あこがれの世界(1)[] 投稿日:02/11/25 13 37 ID YTQWh2Aj その街にいた理由なんて、もう憶えていない。 駅につづく舗道の雪が、かぞえきれない靴跡を乗せて、 特別おもしろくなさそうな顔をしていたのは覚えている。 すべての靴跡を遮る境界線上に立って、僕は 駅の壁に貼られた一枚のポスターの奥を見つめていた。 ポスターの中の雪景色には、靴跡ひとつなく、 僕はその世界を、靴跡ひとつで壊すことにあこがれていた。 駅のすぐ裏側には田圃があって、 そこにもまた別世界のように、ガラスの向こうで 靴跡ひとつない雪景色が浮かびあがっていた。 それを見つけた時、僕は、近くて遠い世界に入り込んでしまったようだ。 516 名前:あこがれの世界(2)[] 投稿日:02/11/25 13 37 ID YTQWh2Aj その世界を見つめていたのは、僕と、 少し離れたところに立っていた 瞳のおおきな少女、二人だけで。 少女が現れた時の記憶が、僕にはない。 少女は僕の友達のように 僕に語りかけた。 「この駅にはね、裏側へ出る扉がまったくないの」 「それだからなの、あんなに陰のない雪景色が残っているのは」 僕はよそものだったから、そのことを知らなかったのだけど 彼女もまた、よそものらしかった。 東行きの電車が発車します、その構内アナウンスに 彼女は正しく他人の背中で、そっけなく僕から離れて行った。 僕は西行きの電車に乗ったから、 きっともう彼女とは一生逢えない。 あの駅で僕は、見えたはずのないものを胸に抱えてしまった。それでもあの時確かに 見えたような気がしている。 窓ガラスの中の、彼女の瞳に映っていた ー 雪原 ー 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 翔ぶ 517 名前:翔ぶ[] 投稿日:02/11/25 16 56 ID 31n1X1aQ 僕の夢は 宇宙飛行士になることで 僕の憧れは 毛利さんになることだった また僕の夢は 彼女とヨーロッパへ空の旅をすることで また僕の憧れは 翼を得てひとり自由に空を翔ぶことだった 憧れは夢より遠く 手の届かないものだけれど それがなくては人生はなんて味気ないものだろう ありえない自分が ただ ありえないだけ だなんて 今の僕の夢は 君のためもっと闘える男になることで 今の僕の憧れは 君を連れてあの雲の向こうを翔ぶ 闘うヒーローになることなんだ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 523 名前:無題[sage] 投稿日:02/11/26 02 54 ID pvjkWGVd 心が 震えること 信じること 神さまよりも 深々と 辛く 侵されていく 身から 唇から 浸ってゆく 真のあこがれ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 航海の前に 524 名前:航海の前に[] 投稿日:02/11/26 03 35 ID AiUpy8dn 夢に破れて 次の航海の前に 海を見据えたら 暗く濁った霧 泣くことをやめても 瞳にかかったモザイクは消えない 外が少し曇っているのは雨のせいだ 瞳に映る海が 歪んでいる 僕はこの黒い海には旅立つことができない これは僕の未来 ちがう 船は壊れていた 僕にはそれが見える だから届かなくて 舵が取れずに 夢に向かう航路が 歪んでいくから 宝物を壊した ガラス越しの夢 人形が舵を取る船 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ neo 525 名前:neo[00] 投稿日:02/11/26 04 18 ID XKFjZXox 知らない時は憧れを抱ける時間 それはとても素敵な時間 知ろうとしても何も見えない時間に 恋をして痛くて泣く よく知ることができたなら 次は 愛することができる時間が来る いつもだいたいそんな順番 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 手紙 526 名前:手紙[] 投稿日:02/11/26 07 16 ID 5fXOXfGj (一) 彼はいつもあまりしゃべらない 自分のことも、他の人のことも、男のことも、子どものことも でも彼はいつも、ひだまりの縁取りの明るい影をそっとブロックに落としている みんな彼のことをしゃべりたがる、口元に零れたふつふつした笑いを隠しきれなくて思わず下を向いてしまう 彼が僕といるとき、彼がいちばんよく話したのは多分僕のこと、そして妹のこと 彼はあるとき、「甘い碇」について話した そうすると、たっぷりとした静かな波が彼の足下から充分な時間をかけてあたりに伝播して、順々にみな彼のことを見つめた 僕はとっくに彼方へと消えた言葉を吐き出した、彼の口元を見つめた ああ、甘い碇ってどんなだろう 甘い碇 甘い碇 甘い碇 僕はそれを、広げられるかぎりめいっぱいの想像をしてしまわずにいられない それはいつまでたっても型にはならないけれど、しかたない だってそれは、言葉なんだから 言葉なんだから 言葉なんだから 527 名前:手紙(続き)[] 投稿日:02/11/26 07 17 ID 5fXOXfGj (二) 僕はいつも想像する 僕はいつもそれを見ている それが欲しくてたまらないものであるように、ずっと 見つめるたびに型を変える 見つめ続けるといつの間にか変わってしまう だからどんな型も僕には想像することができない これは夢想なんだろうか これは憧れなんだろうか それとも思考なんだろうか でも別になんだっていい そんなものは、言葉なんだから 言葉なんだから 言葉なんだから 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ